1. はじめに
ハンドドリップコーヒーは、コーヒーの風味を最大限に引き出せる淹れ方として人気があります。しかし、初心者にとっては「難しそう」と感じることも。この記事では、ハンドドリップで美味しく淹れるための基本的なコツを分かりやすく解説します。
2. ハンドドリップに必要な道具
2.1 必要なアイテム一覧
- ドリッパー(HARIO V60、カリタなど)
- ペーパーフィルター
- コーヒー豆(中挽き)
- コーヒーミル(手動 or 電動)
- ドリップポット(細口のものが理想)
- スケール(計量器)
- タイマー
3. 失敗しないハンドドリップの基本ステップ
3.1 コーヒー豆の計量と挽き方
- 1杯(約150ml)あたり コーヒー粉10〜15g が目安
- 挽き目は中挽き(グラニュー糖程度の細かさ)
3.2 お湯の準備
- お湯の温度は 90〜96℃(沸騰後30秒ほど冷ますと適温)
- 水は 軟水 を使用するとクリアな味わいに
3.3 ペーパーフィルターのセット
- フィルターをドリッパーにセットする
- お湯を注いでペーパー臭を取り除き、カップを温める
- 湯を捨て、コーヒー粉を入れて平らにならす
3.4 蒸らし
- 粉全体にお湯を均一にかけ、30秒ほど蒸らす(粉がふくらむ)
- 目安は コーヒー粉の2倍の湯量(10gの粉なら20gのお湯)
3.5 お湯を注ぐ
- 円を描くように少しずつ注ぐ
- 2〜3回に分けて注ぐ(合計で2分半〜3分)
- お湯がドリッパー内から完全に落ちきる前に次を注ぐ
4. 失敗しないためのコツ
4.1 お湯を一気に注がない
一度に大量のお湯を注ぐと、雑味が出やすくなるため ゆっくり丁寧に。
4.2 湯量と抽出時間を守る
- 抽出時間が短すぎると 薄くなる
- 長すぎると 苦味が強くなる
4.3 適切な挽き目を選ぶ
- 粗すぎると お湯が早く落ちて薄くなる
- 細かすぎると 抽出が長くなり苦味が出やすい
5. おすすめの豆と風味
豆の種類 | 焙煎度 | 味の特徴 |
---|---|---|
エチオピア | 浅煎り | フルーティーな酸味 |
ブラジル | 中煎り | ナッツのような甘み |
コロンビア | 中煎り | バランスの取れた味 |
6. まとめ
ハンドドリップは、基本のコツを押さえれば初心者でも美味しいコーヒーを淹れることができます。
- 豆の計量と挽き目を適切に
- お湯の温度と注ぎ方に注意
- 蒸らしをしっかり行う
ぜひ、いろいろな豆で試しながら、自分好みの味を見つけてみてください!
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